リオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)は11日、テニスの男子シングルス3回戦が行われ、地元の
T・ベルッチ(ブラジル)が第8シードの
D・ゴファン(ベルギー)を7-6 (12-10), 6-4のストレートで下し、オリンピック初のベスト8進出を決めた。
>>男子シングルス対戦表<<この試合、地元の声援を一身に受けたベルッチは第1セットをタイブレークの接戦の末に制すと勢いに乗り、第2セットではゴファンに1度もブレークを許さず、最後はボレーを決めて8強入りを果たした。
準々決勝では、第3シードの
R・ナダル(スペイン)と対戦する。ナダルは、3回戦で第15シードの
G・シモン(フランス)を下しての勝ち上がり。
ベルッチとナダルは過去に5度対戦しており、ナダルが5連勝している。
現在28歳のベルッチはオリンピック3度目の出場で、2008年の北京オリンピック(中国/北京、ハード)と2012年のロンドン・オリンピック(イギリス/ロンドン、芝)はいずれも初戦敗退だった。
今大会は1回戦で
D・ブラウン(ドイツ)、2回戦で第11シードの
P・クエバス(ウルグアイ)、そして3回戦で第8シードのゴファンを下す快進撃を見せている。
一方、敗れたゴファンは今年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で四大大会初のベスト8進出を果たした。今大会は1回戦で
S・グロス(オーストラリア)、2回戦で
D・セラ(イスラエル)を下しての勝ち上がりだった。
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