男子テニスツアーのアトランタ・オープン(アメリカ/アトランタ、ハード、ATP250)は6日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク97位の
西岡良仁(日本)は第2シードで同18位の
N・キリオス(オーストラリア)に3-6, 6-3, 3-6のフルセットで敗れ、ATPツアー初の決勝進出とはならなかった。
初対戦となったこの試合、西岡は第1セットで1度もブレーク出来ずに落とすも、第2セットでは序盤でリードしキリオスに1度もブレークを許さずセットカウント1-1に。
しかし、ファイナルセットでキリオスに先にブレークを許した西岡はその後挽回の糸口を見いだせず、1時間35分で敗れた。
今大会は1回戦で
D・エヴァンス(英国)、2回戦で第4シードの
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)、そして準々決勝で
H・セバリョス(アルゼンチン)を下し、ツアー初のベスト4進出を果たしていた。
今年6月に西岡はウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で予選を突破して大会初の本戦出場を決めると同時に、グランドスラム全4大会の本戦入りを果たした。
その後、7月に行われた下部大会のニールセン選手権(アメリカ/ウィネテカ、ハード、ATPチャレンジャー)では今年初の優勝を飾り、世界ランキングで自己最高の93位へ浮上した。
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