高校日本一の座をかけたインターハイ(平成28年度全国高等学校総合体育大会)は競技3日目の4日、松江市営庭球場(島根県/松江市、砂入り人工芝)で女子団体の決勝が行われ、野田学園(山口県)が沖縄尚学(沖縄)を2-1で下し、春夏連覇を達成した。
>>インターハイ対戦表<<シングルス1で沖縄尚学の下地奈緒(沖縄尚学)、シングルス2では金山晴菜(野田学園)が勝利し、1-1となる。
今大会出場全試合勝利で優勝に貢献したシングルス2の金山晴菜
沖縄尚学の下地は151センチと小柄だがパワフルなテニスが持ち味
そして、勝敗の行方はダブルスに委ねられた。会場は32度を超える気温の中、4時間に及ぶロングマッチに。
男子団体戦の決勝戦が終了し、全観客の注目を浴びる中行われた試合は、要所で勝負強さを発揮した野田学園の衛藤佳奈/ 岩本奈都季組が制した。
野田学園は春夏連覇を達成。インターハイ優勝は初だった。
一方、初優勝を逃した沖縄尚学は今大会の1回戦で東洋大牛久(茨城)、2回戦で第2シードの椙山女学園(愛知)、3回戦で東大津(滋賀)、準々決勝で松商学園(長野)、準決勝で早稲田実業(東京)を破っての勝ち上がりだった。
惜しくも初優勝を逃した沖縄尚学
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