高校日本一の座をかけたインターハイ(平成28年度全国高等学校総合体育大会)は競技3日目の4日、松江市営庭球場(島根県/松江市、砂入り人工芝)にて男子団体の決勝戦が行われ、相生学院(兵庫)が名古屋(愛知)を2-0で下し、4年ぶり2度目の優勝を果たした。
>>インターハイ対戦表<<ダブルスでは大野翼/ 金子拓矢組(相生学院)が川島颯/ 大窪広海組(名古屋)をストレートで下して1勝をあげると、シングルス1にはチームの大黒柱である大島立暉(相生学院)に代わり、1年の阿多竜也(相生学院)が登場。大島は、テーピングをしてベンチコーチに入っていた。
シングルス1に登場した阿多竜也(相生学院)
阿多と対戦した酒井来征(名古屋)
シングルス2では、春の選抜個人戦で優勝を果たした菊地裕太(相生学院)が1年生の高羽蓮(名古屋)を圧倒し、見事優勝を決めた。
相生学院は、準決勝で柳川(福岡)を2-0で破っての勝ち上がり。
今年3月に行われた第38回全国選抜高校テニス大会では、準決勝で湘南工大附(神奈川)に敗れてベスト4に終わっていた。
昨年は西宮甲英(兵庫)が出場したため、相生学院はインターハイに出場していなかった。
相生学院は、プロテニス選手の
斉藤貴史(日本)を輩出している。
一方、準優勝となった名古屋は、決勝で相生学院を破ると6年ぶり5度目の優勝だった。
昨年の団体戦男子決勝では西宮甲英(兵庫県)が清風(大阪府)を下し初優勝の快挙、女子団体決勝では相生学院が京都外大西(京都府)を下して高校日本一となった。
【相生学院(兵庫) 2-0 名古屋(愛知)】
[ダブルス]
大野翼/ 金子拓矢 6-3, 6-2 川島颯/ 大窪広海
[シングルス1]
阿多竜也 6-3, 4-5 打ち切り 酒井来征
[シングルス2]
菊地裕太 6-1, 6-2 高羽蓮
今大会は3回戦まで8ゲームズプロセットで行われ、準々決勝からは3セットマッチで行われた。
■関連ニュース■
・柳川、10年ぶりの優勝ならず・湘南工科大付、4強逃す・主将対決制し、相生学院16強