高校日本一の座をかけたインターハイ(平成28年度全国高等学校総合体育大会)は競技2日目の3日、男子団体の準々決勝が行われ、今年3月の全国選抜高校テニス大会(福岡・博多の森テニス競技場/砂入り人工芝)を優勝した第1シードの湘南工科大付(神奈川)は岡山理大附(岡山)に1-2で敗れ、ベスト4進出を逃した。
>>インターハイ男子団体対戦表<<湘南工科大付はダブルスを取って優位に立つも、先に終了したシングルス2を落として1-1とする。エースの
野口莉央(日本)に命運が託されるも、最後はミスを犯してしまい、ゲームセットとなった。
勝負が決まった瞬間、野口と対戦した岡垣光祐は大きくガッツポーズ。自陣は歓喜に包まれた。
岡山理大附シングルス1の岡垣光祐
勝利した岡山理大附は、準決勝で名古屋(愛知)と対戦する。
【湘南工科大付(神奈川)vs岡山理大附(岡山)】
[ダブルス1]
松田康希/ 高橋和宏 6-2, 6-4 橋本翔弥/ 守時慶悟
[シングルス1]
野口莉央 4-6, 6-3, 3-6 岡垣光祐
[シングルス2]
荻野颯太 3-6, 3-6 星木昇
今大会は3回戦まで8ゲームズプロセットで行われ、準々決勝からは3セットマッチで行われている。
団体戦は2日から4日にかけて松江市営庭球場(島根県/松江市、砂入り人工芝)と安来運動公園庭球場(島根県/安来市、砂入り人工芝)で開催され、各都道府県から1校、東京都、神奈川県、大阪府、そして開催地である島根県から各2校の合計51校が出場。
各校5名を選手登録し、ダブルス1試合とシングルス2試合の計3試合で争われ、2勝した高校の勝利となる。なお、1度の対戦でダブルスとシングルスに重複して出場することは出来ない。
昨年の団体戦男子決勝では西宮甲英(兵庫県)が清風(大阪府)を下し初優勝の快挙、女子団体決勝では相生学院(兵庫県)が京都外大西(京都府)を下して高校日本一となった。
また、昨年度の3年生が引退後に行われた今年3月の第38回全国選抜高校テニス大会で、男子は湘南工科大付(神奈川県)が柳川(福岡県)を下し優勝、女子は野田学園(山口県)が椙山学園(愛知県)を下して優勝を飾った。
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