男子テニスで世界ランク6位の
錦織圭が12日、LIXILの「がんばれ!ニッポン!日本代表選手団 応援イベント」に参加し、8月から開幕するリオデジャネイロ・オリンピックへ向けて「前回(ロンドン)のベスト8以上を狙えるように頑張りたい」と意気込みを語った。
「自分は今年良い結果が出てますし、テニスの自信もあるので、メダルを取れる位置にはいると思う。」と話した錦織は、前回のロンドン五輪の準々決勝で
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)に敗れるもベスト8進出を果たしている。
ツアー大会とオリンピックの違いについては「オリンピックは違う意味での大きさがある。メダルを持って帰れれば、自分もそうだし日本全体も盛り上がってくれると思うので、そういう重みがある。より日本人として戦える場がオリンピックだと思うので、良い結果を残したいと思ってる」と話していた。
今大会には錦織の他に
土居美咲、
日比野菜緒、
穂積絵莉の3選手が出場。
日本代表のトップとして挑む錦織は、各国から
N・ジョコビッチ(セルビア)、
A・マレー(英国)、
R・フェデラー(スイス)、
R・ナダル(スペイン)と世界トップ選手が登場する今大会で「タフな大会には変わりないですけど、彼らに勝ってきてる過去もあるので、なるべく標準を合わせて挑みたい」と語った。
最後に質問者から「金(メダル)ということでいいんですよね?」と聞かれて「はい、金!」と笑顔で力強くコメントした。
錦織は今後、7月25日からのロジャーズ・カップ(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)に出場する予定。
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