- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

ラオニチ「大きな傷残す敗戦」

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は10日、男子シングルス決勝戦が行われ、第6シードのM・ラオニチ(カナダ)は第2シードのA・マレー(英国)に4-6, 6-7 (3-7), 6-7 (2-7)のストレートで敗れ、グランドスラム初優勝とはならなかった。試合後、ラオニチは「今日の敗戦は心に大きな傷を残すだろう」と、準優勝トロフィーを手に語っていた。

>>マレーvsラオニチ 1ポイント速報<<

>>ウィンブルドン対戦表<<

この日ラオニチは236キロのサービスを記録し、それは大会を通して自身が放った最速サービスだったが、マレーの鉄壁リターンに持ち前のサービス力は影を潜めるばかりか、鮮やかなパッシング・ショットを決められ試合の主導権を握らせてもらえなかった。

198cmの長身から繰り出すサービスが武器のラオニチだったが、ツアー屈指のリターン力と守備力を誇るマレーの牙城を崩すことは出来なかった。

ラオニチは決勝戦までの6試合で137本のサービスエースを記録し、1試合で平均20本以上のサービスエースを叩き出した。しかし、この日の決勝戦ではマレーよりわずか1本多い8本のサービスエースに留まった。

マレーは210キロから225キロのラオニチのサービスをことごとくリターンし、第1セットの第9ゲームで記録した236キロの最速サービスさえラオニチのコートへ返していた。

「毎回彼(マレー)と対戦すると、誰よりも多くリターンしてくる。それはN・ジョコビッチ(セルビア)に並ぶくらい。この2人は、そこが他の選手と大きく違う」とラオニチはマレーとの対戦の印象を語っていた。

ラオニチはストローク戦でも苦戦を強いられた。コーナーからコーナーへとショットを放っても、ことごとくマレーはボールに食らい付き、ネットへつめるとバックハンドのパッシングショットを決められた。

「色々なことを試していた。ネットへつめてプレッシャーもかけた。彼はベースラインで自分より遥かに良いプレーをして、主導権を握っていた。何とか食い下がっても、結局彼を上回ることが出来なかった」とラオニチは成すすべがなかったことを明かした。

第2セットのタイブレークでも、1ポイント目で簡単なショットをミスしたラオニチ。そして5ポイント目ではスマッシュを決められず、マレーに4-1とリードを許してしまった。

「最初のポイントで、短くなったボールをネットにかけるミスをしてしまった。惜しいミスでも何でもなかった。ネットの真ん中に当たってしまった。自分のサービスでのスマッシュも決められなかった。振り返っても全く楽しいものではない」とラオニチは後悔の念を表していた。

第3セットの第5ゲーム、ラオニチはこの試合で初めて、そして唯一のブレークチャンスを握った。ゲームカウント2-2からのマレーのサービスゲームで、132キロのセカンドサービスに対してフォアハンドのリターンエースを決めたラオニチは15-40とブレークポイントを手にした。

しかし、マレーの深いファーストサービスのリターンをネットにかけ1本目を逃すと、2本目はラリー戦でバックハンドをネットしてしまい、チャンスを生かすことは出来なかった。そこからマレーは、バックハンドのパッシングショットを決め、188キロのサービスをラオニチがリターン出来ず、結局マレーがそのゲームのキープに成功した。

「明らかに、数少ない大切なポイントだった。もしそれを生かすことが出来ていたら、試合を変えられたかもしれないと感じている。」

ラオニチは、カナダ人として初めてとなるグランドスラム・チャンピオンを狙っていた。男女通してカナダ人でグランドスラムの決勝の舞台に立ったのは、2014年のウィンブルドンで準優勝を飾ったE・ブシャール(カナダ)だけだった。

しかし、ラオニチは準決勝で大会7度の優勝を誇るR・フェデラー(スイス)をフルセットで下したことに大きな価値を見出だしている。

「1つステップアップした。最高のことが出来た。2セット奪われてからの逆転は初めてだった。ガッツを見せれたし、気力も見せた。それを今後の大会にも繋げたい。」と、この大会で大きな収穫があったとも感じていた。

(STATS - AP)






■関連ニュース■ 

・ラオニチ 勝因の「第4セット」
・マッケンローの教えで決勝へ
・ラオニチ 崖っぷちから大逆転
(2016年7月11日13時42分)

その他のニュース

6月2日

対戦相手を称賛「まるでシナー」 (0時49分)

6月1日

女王 大逆転勝ちで4連覇へ望み繋ぐ (23時29分)

世界4位に大逆転勝利で全仏OP8強 (20時34分)

穂積絵莉ペア 快勝で全仏OP8強 (19時18分)

崖っぷちから逆転勝ちで全仏OP16強 (17時16分)

完敗で相手コーチに慰められる (9時57分)

世界361位 四大大会初出場で16強 (9時09分)

錦織圭 欠場でクレーシーズン終了 (7時43分)

世界2位 ブレーク合戦制し16強 (7時05分)

ジョコ 16年連続19度目の全仏OP16強 (6時02分)

ズベレフ 8年連続で全仏OP16強 (0時08分)

5月31日

世界5位 注目の18歳に完勝で16強 (23時41分)

18歳 全仏OP16強「何でもできる」 (22時37分)

シナー 衝撃の圧勝劇で全仏OP16強 (21時27分)

【1ポイント速報】シナーvsレヘチカ (19時42分)

【特別企画】トロラインX大野チャンネル~第1回トロライン(Toroline)新人アンバサダー発掘オーディションを開始! (19時10分)

女王”天敵回避” 願い叶う (17時09分)

不調チチパス、イバニセビッチ招へい (13時56分)

米史上4人目の若さで16強 (12時05分)

二宮真琴組 逆転負けで16強ならず (9時48分)

全仏女王 快勝で7年連続16強 (8時45分)

アルカラス16強「苦しい試合だった」 (7時21分)

加藤未唯 全仏OP混合複 初戦敗退 (5時56分)

5月30日

穂積絵莉ペア 逆転勝ちで全仏OP16強 (23時12分)

世界1位 相手寄せ付けず16強 (22時27分)

青山修子/内島萌夏ペア 2回戦敗退 (20時03分)

警鐘「選手生命が短くなる」 (18時50分)

錦織圭 ジャパンOP出場決定 (17時26分)

観客に苦言「敬意を欠いている」 (17時08分)

世界200位 シード撃破の大番狂わせ (9時59分)

18歳 初の四大大会3回戦進出 (8時46分)

4時間25分の死闘制し劇的勝利 (7時28分)

38歳ガスケ「最高の終わり」 (6時35分)

ジョコ 20年連続で全仏OP3回戦進出 (3時43分)

【1ポイント速報】全仏OP男子シングルス2回戦 (0時30分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!