テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は6日、男子シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
A・マレー(英国)が第12シードの
JW・ツォンガ(フランス)を7-6 (12-10), 6-1, 3-6, 4-6, 6-1のフルセットで下して大会7度目のベスト4進出を果たし、コーチの
I・レンドル(アメリカ)に並んだ。
>>マレーvsツォンガ1ゲーム速報<<>>ウィンブルドン対戦表<<今年の全仏オープン終了後にマレーは今大会の優勝へ向け、2014年まで共に戦っていた元世界ランク1位のレンドルを再びコーチとして招き、前哨戦で優勝を飾った。
今季のマレーは好調で、全豪オープンと全仏オープンのグランドスラム2大会連続で決勝へ進出している。
四大大会の初優勝は2012年の全米オープン、2013年のウィンブルドンでは1936年のフレッド・ペリー以来77年ぶりの地元優勝を飾った。この2つのタイトルを獲得した時のコーチはレンドルだった。
レンドルはグランドスラムで8度優勝しているが、現役時代にウィンブルドンだけタイトルを獲得することが出来なかった。1986・1987年には決勝へ進出するも準優勝。ベスト4には7度進出している。
そのレンドルと再びタッグを組むマレーは、準決勝で第10シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)と対戦する。
一方、敗れたツォンガは2012年以来2度目のベスト4進出とはならなかった。過去のウィンブルドンでは2011・2012年に4強入りしている。
今大会は3回戦で第18シードの
J・イズナー(アメリカ)を6-7 (3-7), 3-6, 7-6 (7-5), 6-2, 19-17の大逆転で下し、4回戦では第7シードの
R・ガスケ(フランス)の途中棄権により準々決勝へ駒を進めていた。
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