国際テニス連盟(ITF)は30日、リオデジャネイロ・オリンピック出場選手のリストを公式サイトで発表し、初出場が決まった世界ランク70位の
日比野菜緒は自身のフェイスブックで「この日をずっと夢見てました」と喜びを綴った。
>>錦織vsクズネツォフ 1ゲーム速報<<>>ウィンブルドン対戦表<<オリンピックの出場選手は、6月6日付の世界ランキングを元に選考。各国4名までを上限に、上位56名へ出場権が与えられる。シングルスは64枠、ダブルスは32枠、混合ダブルスは16枠。残りの枠は国際テニス連盟(ITF)が選出。
日比野は、6月6日までの世界ランキングで出場枠に入っていなかったが、ITFの推薦枠の1枠に指名されていた。
その他では男子世界ランク6位の
錦織圭、女子世界ランキング49位の
土居美咲のシングルス出場が確定。また、女子ダブルスには土居/
穂積絵莉組の出場が決まっている。
現在行われているテニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で、日比野はシングルス・ダブルスともに初戦で敗退したが、今後のハードコート・シーズンに向けて「次はもっと上手く出来るんじゃないかなと思います」と全米オープンでのグランドスラム初勝利に意欲を見せた。
ダブルス時の日比野菜緒
第32シードの
A・ペトコビッチ(ドイツ)とのシングルス1回戦では6-3, 5-7, 1-5の40-15の時点で雨により順延。翌日、第7ゲームをサービスキープするも6-3, 5-7, 2-6の逆転で敗れ、四大大会初勝利はお預けとなった。
翌日の試合再開後について「目の前の1ポイントを重ねていけば追いつけるチャンスがあると思ってコートに入りました。前の日の自分に不甲斐なさを感じていたので、後悔のないようにとも言い聞かせました」と振り返った。
翌日の第7ゲーム、40-15から1ポイント目を落とした時は「やっぱり緊張しているなと感じたので、気持ちだけでは絶対に引かないようにと思いました。気を引き締め直すためのキッカケになったと思います」と、その時の心境を話した。
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