【現地レポート】テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は大会2日目の23日、男子シングルス1回戦が行われ、昨年覇者で第3シードの
S・ワウリンカ(スイス)が世界ランク59位の
L・ロソル(チェコ共和国)を4-6, 6-1, 3-6, 6-3, 6-4のフルセットで下して辛くも初戦突破を果たし、2連覇へ前進した。
>>全仏オープン対戦表<<この試合、ワウリンカはロソルの強打に押され苦戦するも第4セットを取ると勢いに乗り、観客を味方につけて1ポイント取る度にガッツポーズを見せた。
勝利したワウリンカ
ファイナルセットでブレークした瞬間は雄叫びをあげて自身を奮い立たせ、最後は両手を突き上げて勝利の喜びをかみしめた。
両者は今回が5度目の顔合わせで、ワウリンカはロソルとの対戦成績を5戦全勝とした。
ワウリンカを苦しめたロソル
2回戦では
ダニエル太郎と対戦する。ダニエル太郎は1回戦で
M・クリザン(スロバキア)の途中棄権により2回戦へ進出している。
ワウリンカが得意とするバックハンド
世界ランク4位のワウリンカは、昨年の全仏オープン準々決勝で
R・フェデラー(スイス)、準決勝で
JW・ツォンガ(フランス)、決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)を破り、2014年の全豪オープンに続きグランドスラム2度目の優勝を飾った。
今年はツアー3勝をあげており、前週行われたジュネーヴ・オープンでは決勝で
M・チリッチ(クロアチア)を下して優勝。弾みをつけて全仏オープンへ挑んでいる。
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