男子テニスの5月16日付ATP世界ランキングが発表され、BNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)で3回戦敗退を喫した
D・フェレール(スペイン)は270ポイントを失い、2010年10月以来 約5年7カ月ぶりのトップ10転落となる12位となった。
フェレールはキャリア通算26勝。2013年には全仏オープンで準優勝を飾るなどの活躍を見せ、自己最高となる3位を記録した。
34歳となった今シーズンは、開幕戦のカタール・オープンで初戦敗退を喫するも、全豪オープンでベスト8進出、続くアルゼンチン・オープンでは4強入り。
しかし、その後は疲労や怪我によって大会を欠場するなど結果を出せず、今回遂に5年以上の期間守っていたトップ10の座を明け渡すこととなった。
フェレールは現在開催中のジュネーヴ・オープン(スイス/ジュネーヴ、クレー、ATP250)に第2シードで出場。初戦となる2回戦で世界ランク64位の
D・イストミン(ウズベキスタン)と同236位の
F・マイヤー(ドイツ)の勝者と対戦する。
【フェレール 2016年の戦績】
1月 カタール・エクソンモービル・オープン(ATP250) 初戦敗退
1月 ASBクラシック (ATP250)ベスト4
1月 全豪オープン (グランドスラム)ベスト8
2月 アルゼンチン・オープン(ATP250)ベスト4
2月 リオ・オープン(ATP500)ベスト8
2月 アビエルト・メキシコ・テルセル(ATP500)2回戦敗退
3月 BNPバリパ・オープン(ATP1000)欠場
3月 マイアミ・オープン (ATP1000)3回戦敗退
4月 モンテカルロ・ロレックス・マスターズ(ATP1000) 欠場
4月 バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(ATP500)欠場
5月 ムチュア・マドリッド・オープン(ATP1000)3回戦敗退
5月 BNLイタリア国際 (ATP1000)3回戦敗退
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