男子テニスツアー下部大会であるマドリード・フューチャーズ(スペイン/マドリード、ハード)は3日、シングルス決勝が行われ、
サンティラン晶(日本)がS・ディエーズ(カナダ)を6-4, 7-6 (7-5)のストレートで下し、昨年のバンコク・フューチャーズ以来、約1年ぶりの優勝を果たした。
この試合、ファーストサービスが入った時に89パーセントの確率でポイントを獲得したサンティランは第1セットを先取。第2セットに入っても主導権を離さず、タイブレークを制し、1時間41分で栄冠を掴んだ。
サンティランは東京生まれでオーストラリア人の父親と日本人の母親を持つハーフ。オーストラリアに国籍を置いていたが、日本に変更した。昨年の全豪オープンジュニアのシングルスでベスト4進出。ウィンブルドンジュニアのダブルスでは準優勝を飾った。
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