男子テニスのBNPパリバ・オープン男子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード)は16日、シングルス4回戦が行われ、第12シードで世界ランク14位の
M・ラオニチ(カナダ)が第6シードで同7位の
T・ベルディヒ(チェコ共和国)を6-4, 7-6 (9-7)のストレートで下し、ベスト8進出を果たした。
>>BNPパリバ・オープン男子対戦表<<この試合、ファーストサービスが入った時に78パーセントの確率でポイントを獲得したラオニチはベルディヒに1度もブレークを許さず、最後はベルディヒのスマッシュミスでゲームセット。1時間49分で準々決勝進出を決めた。
ラオニチはベルディヒとの対戦成績を4勝2敗と更にリードを広げた。
今季、開幕戦のブリスベン国際では決勝で
R・フェデラー(スイス)をストレートで下してシーズン初優勝。その後の全豪オープンでは4回戦で
S・ワウリンカ(スイス)、準々決勝で
G・モンフィス(フランス)を下し、準決勝で
A・マレー(英国)に敗れるも大会初の4強入りを果たした。
しかし、準決勝のマレー戦で太ももを痛めたラオニチは、その後出場予定だったABNアムロ 世界テニス・トーナメント、オープン13、国別対抗戦のデビスカップを欠場。今大会は全豪オープン後、初の公式戦となっている。
今年、ラオニチは
I・リュビチッチ(クロアチア)とのコーチ関係に終止符を打ち、新しく元世界1位の
C・モヤ(スペイン)をコーチに招聘した。また、リュビチッチはR・フェデラーのコーチに就任している。
準々決勝では第13シードのモンフィスと世界ランク53位の
F・デルボニス(アルゼンチン)の勝者と対戦する。
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