第30回テニス日本リーグは13日、男子決勝トーナメント準決勝が行われ、イカイが三菱電機を3-0で破り、決勝進出を果たすと同時に、2年ぶりの優勝に王手をかけた。
昨年イカイは決勝で三菱電機に敗れ連覇を阻まれていたが、今年はリベンジした。
第1試合で
小ノ澤新が
仁木拓人を逆転で破るとイカイは勢いに乗り、第2試合では世界ランク88位の
R・ラム(アメリカ)が同114位の
杉田祐一を大接戦の末に下してイカイの決勝進出を決めた。
敗れた杉田祐一
第3試合のダブルスも接戦となったが、
佐藤文平/
斉藤貴史組が勝利した。
ダブルスで勝利した佐藤文平
イカイは決勝で、エキスパートパワーシズオカと対戦する。この日、エキスパートパワーシズオカは準決勝でノア・インドアステージを3-0で下しての勝ち上がり。
【イカイ 3-0 三菱電機】
シングルス1:R・ラム 6-7 (3-7), 6-3, 7-6 (8-6) 杉田祐一
シングルス2:小ノ澤新 4-6, 6-2, 6-4 仁木拓人
ダブルス:佐藤文平/ 斉藤貴史 4-6, 7-5, 10-8
福田健司/
廣田耕作日本テニスで全国実業団の頂点を決める日本リーグは、シングルス2試合とダブルス1試合による団体戦形式で行われている。2勝したチームが勝ちとなり、14日には男女の決勝と3位決定戦が行われる。
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