第30回テニス日本リーグは12日、男子決勝トーナメント準々決勝が行われ、ノア・インドアステージが伊予銀行を2-1で破り、準決勝へ駒を進めた。
第1試合に登場した
大西賢は第1セットを先取するも、第2セットでは最後フォアハンドのミスを犯してセットカウント1-1とする。ファイナルセットに入るとイエローのウエアに着替えて気持ちを切り替えた大西が
佐野紘一をフルセットで振り切った。
ガッツポーズの大西賢
第2試合は、勝利まであと1勝としたノア・インドアステージから
吉備雄也が登場し、
片山翔と対戦。しかし第1セットを落とし、第2セットもゲームカウント2-5と崖っぷちに追い込まれる。
ここからキレのあるショットを決め始めた吉備がタイブレークの末に第2セット取り、セットカウント1-1とする。ファイナルセットでは勢いに乗った吉備が片山を圧倒、ノア・インドアステージの準決勝進出を決めた。
吉備を追い込んだ片山
勝利したノア・インドアステージは、準決勝でエキスパートパワーシズオカと対戦する。この日エキスパートパワーシズオカは準々決勝でリコーを2-1で下しての勝ち上がり。
【ノア・インドアステージ 2-1 伊予銀行】
シングルス1:大西賢 6-3, 4-6, 6-1 佐野紘一
シングルス2:吉備雄也 2-6, 7-6 (7-5), 6-2 片山翔
ダブルス:
華谷宗/ 呉成民 1-6, 2-6 飯野翔太/
近藤大基日本テニスで全国実業団の頂点を決める日本リーグは、シングルス2試合とダブルス1試合による団体戦形式で行われている。2勝したチームが勝ちとなり、14日には男女の決勝と3位決定戦が行われる。
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