男子テニスツアーのアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、クレー)は10日、シングルス2回戦が行われ、第4シードで世界ランク12位の
J・イズナー(アメリカ)は同79位の
D・ラヨビッチ(セルビア)に6-7 (10-12), 6-4, 6-7 (6-8)のフルセットで敗れ、まさかの初戦敗退を喫した。
今大会は上位4シードが1回戦免除のため、イズナーは2回戦からの登場だった。
この試合、イズナーはファーストサービスが入った時に88パーセントの高い確率でポイントを獲得するなどラヨビッチに1度もブレークチャンスを与えなかったが、2度のタイブレークを落とし、2時間20分でベスト8進出を逃した。
イズナーは1月の全豪オープン4回戦で
D・フェレール(スペイン)に敗れるも、キャリアハイに並ぶベスト16進出を果たしていた。
一方、勝利したラヨビッチは準々決勝で第5シードの
D・ティエム(オーストリア)と対戦する。両者の対戦は今回が2度目で、前回はティエムが勝利している。
今大会のシード勢は第1シードに
R・ナダル(スペイン)、第2シードにフェレール、第3シードに
JW・ツォンガ(フランス)、第4シードにイズナーとなっており、同日行われた試合にてツォンガはベスト8進出を決めた。ナダルとフェレールの試合は11日に行われる予定。
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