8月9日に行われた男子テニスツアーのシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード)決勝で
錦織圭(日本)に敗れるも準優勝を飾った世界ランク13位の
J・イズナー(アメリカ)が、錦織について語った。
決勝戦、208センチの長身から繰り出すサービスが武器のイズナーに18本のサービスエースを決められ苦戦するも、錦織は5度のブレークチャンスから2度のブレークに成功し、1時間54分で優勝を決めた。
このタイトル獲得は錦織にとって今季3度目の優勝、キャリア通算10勝目となった。さらに大会後に発表された世界ランキングでは自己最高タイの4位へ返り咲いた。
錦織に敗れたイズナーは「彼(錦織)は対戦相手を倒すのに、特に戦略などは必要ない。ただ彼自身のテニスをすれば十分なんだ。」と述べた。
続けて「彼がベースラインからベストのプレーをしたら、バックハンドは世界トップクラス。バックハンドのクロスコートは信じられない。状況判断にも優れている。それに素早い。加えて、とても才能に溢れていて、技術も高い。その時のボールに対して何をすれば良いのかを知っているんだ。」と錦織のテニスを絶賛していた。
(STATS - AP)
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