テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は27日、男子シングルス準々決勝が行われ、第13シードのM・ラオニチが第23シードの
G・モンフィス(フランス)を6-3, 3-6, 6-3, 6-4で下し、大会初のベスト4進出を果たした。
>>全豪オープン対戦表<<この試合の第2セットを落とすも、ラオニチは230キロを超えるサービスでモンフィスを圧倒し、2時間12分で準決勝進出を決めた。
ラオニチはモンフィスと3度目の対戦で、今回初めて勝利した。
今大会は1回戦で
L・プイユ(フランス)、2回戦で
T・ロブレド(スペイン)、3回戦で第21シードの
V・トロイキ(セルビア)、そして、4回戦で第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)を下しての勝ち上がり。
今季開幕戦のブリスベン国際男子では決勝で
R・フェデラー(スイス)を破って優勝し、勢いに乗った状態で今大会へ臨んでいる。
ラオニチは昨シーズンまで自身のコーチを務めていた
I・リュビチッチ(クロアチア)とのコーチ関係に終止符を打ち、全豪オープンから元世界ランク1位の
C・モヤ(スペイン)を新コーチに招いている。
準決勝では第2シードの
A・マレー(英国)と対戦する。過去の対戦成績は3勝3敗のイーブン。直近の対戦は昨年のマドリッド・マスターズ準々決勝ではマレーが勝利している。
一方、敗れたモンフィスは全豪オープンでキャリア最高のベスト8進出だった。
>>WOWOWで全豪オープン実況中!吉崎仁康氏による現地レポート<<
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