テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会2日目の19日、シングルス1回戦で、BIG4から第2シードの
A・マレー(英国)や第5シードの
R・ナダル(スペイン)、さらに今大会で引退の
L・ヒューイット(オーストラリア)らが登場。また、日本勢からは
ダニエル太郎(日本)や予選勝ち上がりの
伊藤竜馬(日本)、
杉田祐一(日本)らが四大大会の初戦に挑む。
>>全豪オープン対戦表<<昨年準優勝のマレーは、1回戦で18歳の
A・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。両者は今回が初の顔合わせ。マレーは過去の同大会で4度決勝へ駒を進めているが、いずれも敗れて準優勝に終わっている。両者の試合は、マーガレット・コートアリーナの第2試合に組まれた。
同コートの第5試合には2014年覇者で第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)が登場し、
D・ツルスノフ(ロシア)と対戦する。昨年の同大会でワウリンカは、準々決勝で
錦織圭(日本)をストレートで下し、準決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れるもベスト4へ進出。
センターコートであるロッド・レバーアリーナの第3試合は、2009年に優勝を飾っているナダルと
F・ベルダスコ(スペイン)の同胞対決が行われる。両者は過去に16度対戦しており、対戦成績はナダルから14勝2敗。直近は昨年のベット・アット・ホーム・オープンで、その時はナダルが勝利している。
同コートの第4試合には、元世界ランク1位のヒューイットと
J・ダックワース(オーストラリア)が対戦する。ヒューイットにとって今大会は、20年連続の出場であると同時に、現役最後の大会。プロとしての有終の美を飾る場を地元にしたヒューイットの渾身のプレーに期待したい。
また、日本勢からは男子からダニエル太郎、予選勝ち上がりの伊藤と杉田が登場する。
ダニエル太郎と
L・ロソル(チェコ共和国)の対戦は、コート8の4試合目に組まれた。ダニエル太郎は2014年の全米オープンで予選を勝ち抜き、グランドスラム初の本戦入りを果たした。今回は3度目の四大大会本戦で、ストレートインは初。
大会初の本戦出場を果たした杉田は、1回戦で第23シードの
G・モンフィス(フランス)とコート6の第3試合で対戦する。また、2年連続の本戦入りとなった伊藤は、同じく予選勝者の
R・シュティエパネック(チェコ共和国)と顔を合わせる。
さらに、日本勢の女子からは
土居美咲(日本)と予選勝者の
大坂なおみ(日本)が登場する。
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