テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は15日、男子シングルス対戦表が発表され、ボトムハーフには第2シードの
A・マレー(英国)、第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)、第5シードの
R・ナダル(スペイン)、第8シードの
D・フェレール(スペイン)らが位置した。
上位シード勢が順当に勝ち進んだ場合、準々決勝でマレーとフェレール、ナダルとワウリンカが対戦する組合せとなっている。
昨年準優勝のマレーは、1回戦で18歳の
A・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。両者は今回が初の顔合わせ。マレーは過去の同大会で4度決勝へ駒を進めているが、いずれも敗れて準優勝に終わっている。
マレーと対戦する可能性があるフェレールは、予選勝者の
P・ゴヨブジク(ドイツ)と対戦。2回戦では今大会を最後に引退する元世界ランク1位の
L・ヒューイット(オーストラリア)と顔を合わせる可能性がある。
ナダルは、1回戦から
F・ベルダスコ(スペイン)との同胞対決という組合せとなった。両者は過去に16度対戦しており、対戦成績はナダルから14勝2敗。直近は2015年のベット・アット・ホーム・オープンで、その時はナダルが勝利しているが、昨年の対戦成績は1勝1敗となっている。
今大会の前哨戦であるカタール・エクソンモービル・オープンで決勝進出を果たしたナダルだったが、
N・ジョコビッチ(セルビア)に1-6, 2-6のストレートで敗れた。
ナダルは「全てで完璧なプレーをしていた選手と対戦した。あんなテニスをする選手はこれまで誰もいなかった。テニスというスポーツをしてから、あんなレベルでプレーしている選手は見たことがない。完璧というのは1つに限ることではなく、全てに対してのこと。」と、ジョコビッチのプレーを称賛しきっていた。
ナダルと準々決勝で対戦する可能性があるワウリンカは、1回戦で
D・ツルスノフ(ロシア)と対戦。ワウリンカの山には、日本勢から
ダニエル太郎と予選勝者の
伊藤竜馬が位置している。
杉田祐一は、1回戦で第23シードの
G・モンフィス(フランス)と対戦する。
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