テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は16日、男子シングルス予選3回戦が行われ、世界ランク123位で予選第13シードの
伊藤竜馬が同158位の
A・メナンデス=マセイラ-ス(スペイン)を6-4, 1-6, 6-4のフルセットで下し、2年連続の本戦出場を果たした。
この試合、第1セットを先取した伊藤だったが、第2セットは先にメナンデス=マセイラ-スにブレークを許して1-1に。その後、第3セットでは両者一歩も譲らない接戦を繰り広げるも、最後は伊藤が取り切り1時間41分で勝利した。
昨年の全豪オープンは本戦ストレートインを果たすも、当時世界ランク34位の
M・クリザン(スロバキア)にストレートで敗れ、初戦敗退を喫している。
伊藤が初めて四大大会の本戦に出場したのは2011年の全米オープン。その時はストレートインで、
F・ロペス(スペイン)に敗れて初戦突破とはならなかった。その後、2013年の全豪オープン1回戦で
J・ミルマン(オーストラリア)をフルセットの末に下してグランドスラム初の勝利を飾った。四大大会では2回戦進出が最高成績。
全豪オープン予選には日本勢から5選手が出場しており、
守屋宏紀、
内山靖崇は予選1回戦、
添田豪は予選2回戦敗退となった。
杉田祐一は同日の予選3回戦で予選第32シードのD・ノビコブを6-4, 4-6, 6-3のフルセットで下して本戦入りを決めている。
また、世界ランク7位の
錦織圭、同97位の
ダニエル太郎、主催者推薦枠(ワイルドカード)を獲得した同116位の
西岡良仁の3選手は本戦から出場。
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