2016年1月に開催されるテニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)の主催者推薦枠をかけて6日にオーストラリアンオープン2016アジア・パシフィック ワイルドカード・プレーオフが行われ、第1シードの
西岡良仁(日本)が第7シードのJ・ジュン(台湾)を3-6, 6-2, 6-3の逆転で下し、全豪オープンの本戦ワイルドカードを獲得した。
前週のダンロップ・スリクソン・ワールドチャレンジで今季初のタイトルを獲得した西岡は、11月に4週連続で下部大会に出場しており、最後は来季のスタートへつながる切符を獲得して今シーズンを終えた。
試合後、自身の公式ツイッターで「全豪本戦WC獲得しました!豊田から二週連続優勝は本当に嬉しいです。疲労もありましたが最後まで頑張りました。2015年の最後の試合を最高の締めくくりができて本当に良かったです。沢山の応援ありがとうございました!」と喜びを綴っていた。
今年の全豪オープン予選に初出場した西岡は、予選2回戦でY・バンブリ(インド)に敗れて本戦出場とはならなかった。
その後のグランドスラムでは、全仏オープンの予選3戦を勝ち抜き本戦入りを果たすも初戦敗退。ウィンブルドンは予選2回戦で敗退、全米オープンでは予選を勝ち上がり本戦へ出場し、本戦1回戦で
P・H・マチュー(フランス)を6-4, 2-6, 6-7 (7-9), 6-1, 6-2のフルセットで下して四大大会初の勝利をあげた。
今季は2月のデルレイビーチ・オープンで予選から出場しベスト8入りを果たしているが、その後は下部大会でも早期敗退が相次いでいた。
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