テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会初日の18日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランクの117位の
西岡良仁(日本)は同41位の
P・クエバス(ウルグアイ)に6-7 (5-7), 1-6, 4-6のストレートで敗れ、大会初の勝利とはならなかった。
この試合の第1セット、西岡は先にブレークされゲームカウント2-5とされるが、4ゲーム連取に成功してタイブレークまで持ち込む。しかし、ロングラリーでポイントを取ることが出来ず、第1セットを先取されてしまう。
続く第2セット、ブルーからイエローのウエアに着替えて気持ちを新たに挑むも、第1ゲームでいきなりブレークされ、2セットダウンに追い込まれる。
第3セットでは苛立ちを見せるも、ポイントを取るとガッツポーズを見せて気迫あるプレーでクエバスに食らいつく。だが、勢いが衰えないクエバスに屈し、2時間1分で初戦敗退となった。
西岡は今回がグランドスラム本戦に4度目の出場。昨年の全米オープンでは1回戦で元世界ランク12位の
P・H・マチュー(フランス)にフルセットで勝利し、四大大会初勝利をあげた。今回、全豪オープンは初の本戦出場だった。
一方、勝利したクエバスは2回戦で第29シードの
N・キリオス(オーストラリア)と世界ランク68位の
P・カレノ=ブスタ(スペイン)の勝者と対戦する。
クエバスはキャリア通算3勝を誇るが、そのタイトルはいずれもクレーコート。全豪オープンには過去に2010・2011・2015年に出場。いずれも初戦敗退を喫しており、この日が初勝利となった。
また、同日行われた男子シングルスでは第7シードの
錦織圭(日本)が世界ランク34位の
P・コールシュライバー(ドイツ)を6-4, 6-3, 6-3のストレートで破り、2回戦進出を決めている。
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