テニス国際大会「Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)」(通称IPTL)の日本ラウンド(日本/神戸、ハード)は3日、
錦織圭が所属するジャパン・ウォリアーズはUAEロイヤルズにゲームカウント15-30で敗れた。試合後の会見で
M・サフィン(ロシア)が今大会を振り返った。
>>IPTL対戦カード<<レジェンドシングルスで
G・イバニセビッチ(クロアチア)に逆転で敗れたサフィンは「ここまで2日間プレーしてみて、コートサーフェスがあまり合わなかった。そして照明が暗く感じ、少しやりにくかった。昨日対戦した
F・サントロ(フランス)には現役時代もなかなか勝つことが出来ず、元々苦手だったから、リズムが掴めず負けてしまった。」と前日についてもコメントした。
「そしてIPTL独自のルールであるパワーポイントやタイムアウトに、自分はまだアジャストしきれていないと思う。タイムアウトを使われると色々なことを考えてしまう。しかし2日間で慣れてきたから、明日以降は頑張る。」
また、会見で同チームの錦織については「
R・フェデラー(スイス)は近いうちに引退するし、
N・ジョコビッチ(セルビア)が辞めれば錦織がナンバー1になると思う。」と笑顔でジョークを飛ばした。
IPTLでは1試合6ゲーム先取の特殊なルールで行われる。ゲームカウント5-5になった際はシュートアウト(7点先取のタイブレーク方式)を適用。男女シングルス、男子ダブルス、ミックスダブルス、男子レジェンドシングルスの1セットマッチを行い、5試合の獲得ゲーム数が多いチームの勝利となる。
勝利したチームは4ポイントを獲得、敗れたチームは試合の獲得ゲーム数が20ゲーム以上なら2ポイント、10ゲーム以上なら1ポイント、10ゲーム未満なら0ポイント獲得となり、4節を終え獲得ポイントが高い上位2チームが決勝で優勝を争う。
IPTLは日本から始まり、フィリピン、インド、アラブ首長国連邦、シンガポールへと会場を移し、12月20日まで行われる。また、WOWOWではIPTLの全日程を生放送する。
各チームの出場選手
JAPAN WARRIORS(ジャパン・ウォリアーズ)、
錦織圭、
M・シャラポワ(ロシア)、
奈良くるみ、M・サフィン、
L・パエス(インド)、
M・ルチッチ=バーロニ(クロアチア)、
P・コールシュライバー(ドイツ)、
PH・エルベール(フランス)(フランス)
INDIAN ACES(インディアン・エーシーズ)
S・ミルザ(インド)、
R・ボパンナ(インド)、
S・ストーサー(オーストラリア)、F・サントロ、
G・モンフィス(フランス)、
I・ドディグ(クロアチア) PHILIPPINE MAVERICKS(フィリピン・マーベリックス)
S・ウィリアムズ(アメリカ)、M・ラオニチ、
A・トムヤノヴィッツ(クロアチア)、
M・フィリプーシス(オーストラリア)、
E・ロジェ=ヴァセラン(フランス)、
R・ガスケ(フランス)、
TH・フェイ(フィリピン)、
J・ガイドソバ(オーストラリア)SINGAPORE SLAMMERS(シンガポール・スラマーズ)
B・ベンチッチ(スイス)、
N・キリオス(オーストラリア)、
M・メロ(ブラジル)、
D・ブラウン(ドイツ)、
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)、
C・モヤ(スペイン)UAE ROYALS(UAE・ロイヤルズ)
A・イバノビッチ(セルビア)、
T・ベルディヒ(チェコ共和国)、
D・ネスター(カナダ)、
K・ムラデノヴィック(フランス)、G・イバニセビッチ
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