美人揃いで有名なテニス界においても「妖精」の愛称を持つ選手は数少ないが、そのうち2人が「ジャパンウォーリアーズ」に名を連ねるのだから、日本のファンは幸福だ。
>>IPTL特集ページ<<妖精の1人は、
M・シャラポワ(ロシア)。グランドスラム5回優勝の記録と共に、ゴージャスな美貌を誇る。
もう1人は、
D・ハンチュコバ(スロバキア)。ツアー通算16勝、最高ランキング5位の実績のみならず、まるでアニメから抜け出たような八頭身のスタイルと可憐な容姿で、たちまち世の男性陣を虜にした。
その2人の「妖精」が揃って日本チームに名を連ねたのは、両者ともに日本とは運命的な縁があるから。
ハンチュコバは、日本の元エース
杉山愛の親友であり、かけがえのないダブルスパートナーでもあった。残念ながら四大大会タイトルには手が届かなかったが、全豪と全仏の2大会で準優勝。ツアーでは3大会でトロフィーを掲げている。
シャラポワにとっても日本は、忘れがたい思い出の地だ。何といっても彼女がプロ初優勝したのは、群馬のITF1万ドル。奇しくもこの大会中に、15歳の誕生日も迎えている。
容姿は華麗ながら、宿る魂はウォーリア―(=戦士)――。美しくも強い妖精たちが、この冬、日本で躍動する。
>>「JAPAN WARRIORS」公式サイトはこちら<<【開催概要】
正式名称:Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE
(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)
略称:Coca-Cola IPTL
会場:神戸ワールド記念ホール(兵庫県神戸市中央区港島町 6-12-2)
日程:2015年12月2日(水)・3日(木)・4日(金)
出場選手:
錦織圭、M・シャラポワ、D・ハンチュコバ、
奈良くるみ、
M・サフィン(ロシア)、
L・パエス(インド)(ジャパン・ウォリアーズ所属)のほか、シンガポール・スラマーズ、インディアン・エーシーズ、フィリピン・マーベリックスとUAEロイヤルズの所属選手
[ライター:内田 暁]
プロフィール
内田暁(うちだ・あかつき)
フリーランスライター。ロサンゼルスでの滞在経験をきっかけにフリーに転身し、現地にてテニス、総合格闘技、アメリカンフットボール等の取材・執筆を開始。帰国後はテニス専門誌『スマッシュ』を中心に、スポーツ専門サイト『スポーツナビ』や『スポルティーバ』に、主にテニス関連記事を寄稿している。2006年からテニス四大大会等の取材を始め、錦織圭は、ロサンゼルス在住時の2007年から取材。
著書に、「錦織 圭 リターンゲーム」(学研プラス)。
錦織 圭 リターンゲーム
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