男子テニスツアーの最終戦であるATPワールド・ツアーファイナル(イギリス/ロンドン、ハード)は18日、グループ・イリ ナスターゼの予選ラウンドロビンが行われ、第5シードの
R・ナダル(スペイン)が第2シードの
A・マレー(英国)を6-4, 6-1のストレートで下し、2勝0敗とした。
>>ツアーファイナル組合せ表<<この試合、第1セットの第10ゲームで強烈なリターンエースを決めたナダルはラブゲームでブレークし、セットカウント1-0とする。
第2セットでは第2ゲームでマレーのサービスをブレークし勢いに乗ると、第6ゲームもブレークする。第7ゲームでは最後フォアハンドのウィナーを決めてゲームセットとなった。
両者は今回が22度目の対戦で、ナダルは対マレー戦を16勝6敗とした。
ナダルは初戦で第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)に完勝しており、今回で2勝目をあげた。
過去のツアーファイナルでは4度予選を突破している。また2度の決勝進出を果たしているが、2010年は
R・フェデラー(スイス)、2013年は
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れ、いずれも準優勝に終わっている。
昨年は虫垂炎のため欠場したため、今年は2年ぶりの出場。
今回は世界ランク2位のマレー、同4位のワウリンカ、同7位の
D・フェレール(スペイン)のグループ・イリ ナスターゼで、20日には同胞のフェレールと対戦する。
一方、敗れたマレーは準決勝進出をかけて20日にワウリンカと対戦する。
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