女子テニスツアーのホアヒン・チャンピオンシップ(タイ/ホアヒン、ハード)は14日、シングルス準決勝が行われ、18歳の
大坂なおみ(日本)が第3シードの
日比野菜緒(日本)との日本人対決を4-6, 6-3, 6-1の逆転で制し、決勝進出を果たした。
この試合、大坂は第1セットを落とすも、第2セットでは180センチの長身を活かしたサービスを武器にブレークチャンスを与えず1セットオールに。試合の主導権を掴んだ大坂はファイナルセット序盤で4ゲーム連取に成功して勢いに乗ると、1時間35分で勝利。試合を通じて大坂のサービスエースは17本を記録した。
大坂は1回戦で第6シードの
E・ロディナ(ロシア)、2回戦で世界ランク115位のP・M・ティグ(ルーマニア)、準々決勝では第1シードの
土居美咲(日本)を下した同167位のF・リュー(中国)をいずれも逆転で下しており、4試合連続逆転勝利での決勝進出となった。
また大坂とは対象的に、日比野は3試合いずれもストレートで4強入りを決めていた。
18歳の大坂は、先月行われた女子ツアーの最終戦と同時開催されたライジングスター・インビテーショナルで優勝を飾った。
決勝では第4シードの
Y・シュウェドワ(カザフスタン)とQ・ワンの勝者と対戦する。
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