女子テニスツアーのホアヒン・チャンピオンシップ(タイ/ホアヒン、ハード)は9日、シングルス1回戦が行われ、18歳の
大坂なおみ(日本)が第6シードの
E・ロディナ(ロシア)を3-6, 7-5, 6-0の逆転で破り、2回戦進出を決めた。
強烈なサービスが武器の大坂は、この試合でのファーストサービスのポイント獲得率が52パーセントとポイントを取るのに苦戦し、ロディナに5度のブレークを許した。しかし、それを上回る7度のブレークに成功して1時間54分で逆転勝利をおさめた。
2回戦ではP・M・ティグ(ルーマニア)とL・ジュウ(中国)の勝者と対戦する。
18歳の大坂は、身長180センチから放たれる高速サービスが武器。昨年のバンク・オブ・ウエスト・クラシックでは予選を勝ち抜き、本戦1回戦で元世界ランク4位の
S・ストーサー(オーストラリア)を破る大金星をあげた。
さらに、先月行われた女子ツアー最終戦であるBNPパリバWTAファイナルズ・シンガポールと同時開催されたライジングスター・インビテーショナルに出場。決勝では
C・ガルシア(フランス)を逆転で下して見事優勝を飾った。
また、同日には大坂の他に日本勢から第1シードの
土居美咲(日本)、
尾崎里紗(日本)、予選勝ち上がりの
青山修子(日本)が出場していたが初戦敗退となった。
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