男子テニスツアーの下部大会である兵庫ノア・チャレンジャー(日本/兵庫、ハード)は14日、シングルス準決勝が行われ、第7シードの
西岡良仁(日本)は第1シードのJ・ミルマン(オーストラリア)に0-6, 1-6のストレートで敗れ、決勝進出とはならなかった。
この試合、第1セットからミルマンに主導権を握られた西岡は、ミスなく展開するミルマンに対して先にミスしてしまい、1度もブレークチャンスを掴めずこのセットを落としてしまう。
続く第2セットでも第2ゲームでミルマンに先にブレークされた西岡。第3ゲームで自身の持ち味である粘り強いプレーでミルマンに食らいつくも、最後はサービスエースを決められてブレーク出来ず。その後も挽回の糸口を見いだせないまま敗れることとなった。試合時間はわずか55分。
20歳の西岡は今大会、1回戦で世界ランク191位の
チェン・ディ(台湾)、2回戦でラッキールーザーの
井藤祐一(日本)を下し、準々決勝で第3シードの
添田豪(日本)から初勝利をあげた。
今年の全米オープンでの本戦初勝利以降、初戦敗退が相次いでいたが、先日のホアヒン・チャレンジャーで全米オープン以来の勝利をあげた。
日本国内で行われるATP(プロテニス選手協会)大会は楽天ジャパン・オープン、兵庫ノアチャレンジャーなど5大会のみ。一般男子の世界ランキングポイントが取得出来る大会の兵庫ノアチャレンジャーは、日本人男子選手にとってグランドスラムに出場するための貴重な大会の1つで、今年から開催の大会である。
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