- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

低迷の米にレンドルがJr指導

男子テニスで8度のグランドスラム優勝を誇る元世界ランク1位のI・レンドル(アメリカ)が、再びコーチとしてテニス界に戻ってくることが明らかになった。全米テニス協会の選手育成プログラムの一環としてジュニアの指導を担う。

かつてA・マレー(英国)のコーチとして、マレーをグランドスラム優勝へ導いたレンドルは、15歳から16歳の6名ほどのアメリカ人男子ジュニアの指導を全米テニス協会から任されコーチの職に復帰する。

現在55歳のレンドルは先月下旬に行われた強化合宿を含め、この一年間で50日間を全米テニス協会の指導者として費やすことを了承した。

「若い選手達と共に過ごすことを楽しんでいる。彼らを指導し導くことを主にしている。彼らが一生懸命何かを学ぼうとしている姿勢を見ていることに楽しみを感じている。色々な質問をしてくるし、色んなことにトライしている。必死に上達しようとしているんだ。」とレンドルは、電話でのインタビューに答えていた。

全米テニス協会は10日、レンドルを含む3人の元プロテニス選手をアメリカのジュニアの指導者として発表。レンドル、M・フィッシュ(アメリカ)J・クレイバス(アメリカ)の3人は全米テニス協会に所属するコーチとなる。

元世界ランク7位で今季引退したばかりのフィッシュと、全米大学テニス選手権を制しプロとしてもトップ50入りを果たしたクレイバスは、11月の終わりから12月にかけて行われる来シーズンへ向けての強化合宿に参加する。フィッシュはカリフォルニアで6・7人を、クレイバスはフロリダで10名ほどの女子選手を指導する。

今年の4月からP・マッケンロー(アメリカ)に代わって選手育成プログラムの部長を任されたM・ブラックマンは「その合宿は、かつて最高のレベルでプレーしていた選手達と関わり合い、技術を学ぶ機会を若い選手達に与えてくれる。同時に、その選手達が目標としていることのレベルがどれくらいなのかを実感させてもくれるだろう。」と期待を寄せている。

19度グランドスラム決勝の舞台に立ったレンドルはATPツアーで通算94勝を誇り、2001年にテニス殿堂入りを果たしている。コーチとしても、マレーを2012年の全米オープン優勝と2013年のウィンブルドン優勝へ導いた実績がある。

また、トップ選手のコーチに戻る可能性を問われたレンドルは「そうなるかは分からないし、いつ、どんなレベルの選手を指導するか分からない。納得のいくような何かが訪れると、いつだって喜んで考慮する準備は出来ている。」と受け入れる可能性を示唆していた。

しかし、今のところはアメリカの10代の選手達と時間を費やすつもりでいるレンドル。その選手達はかつてマレーのチームの一員だったフィットネス・トレーナーのJ・グリーンからもトレーニングの指導を受ける。

「将来どんなテニスをしたいか、どんなプレースタイルに成りたいか、憧れの選手は誰かを尋ねて、そして弱点や改善点を見いだすんだ。それからその弱点を改善するプログラムをつくり出す。」

「そうして彼等を道へ導く手助けをしていることを本当に楽しんでいるんだ。もちろん、彼等の意見が全く納得出来ない場合を除いてだけどね。」とレンドルは現在の気持ちを語っていた。

そして含み笑いを浮かべながら「2メートルを超えるような選手がラファ(ナダル)のような選手になりたいと言うなら、更なる話し合いをもつだろう。」と加えていた。

現在アメリカ男子テニス界は低迷期を迎えている。2003年の全米オープンでA・ロディック(アメリカ)が優勝してから、グランドスラムのチャンピオンが出ていないばかりか、2011年以降、グランドスラムの準々決勝に辿り着いた選手はいない。

また女子でも、S・ウィリアムズ(アメリカ)V・ウィリアムズ(アメリカ)の姉妹を除くと、2005年以降にグランドスラムの決勝へ進出した選手はいない。

「何が悪いのか、自分に言う資格はない。それでもブラックマンと多くの話し合いをしてきた。どうやって若手と向き合ったら良いかをね。」とレンドルは苦悩する気持ちも明かしていた。

今週発表の最新の世界ランクでは、トップ20にいるアメリカ人男子は11位のJ・イズナー(アメリカ)のみ。それ以外ではトップ50に4選手、トップ100に7選手となっている。

女子では、世界ランク1位にセリーナ、7位にヴィーナス、それ以外はトップ50に7選手、トップ100に13選手いる。

ブラックマンは「成功をおさめている他の国のテニス協会は、スペイン、フランス、オーストラリアなどで、そのやり方はプロとして経験のあるコーチと、かつて成功を収めて才能を兼ね備えた元選手とを融合した指導をしている。」と持論を述べていた。

「最後に成功を収めたアメリカ人チャンピオン世代とは、そんな関係に少し隔たりがあった。今やろうとしていることは、かつてのチャンピオン達を招き入れ再びコーチとして働いてもらうために、よりシステム化しより戦略的になろうとしている。」とブラックマンは加えていた。

(STATS - AP)






■関連ニュース■ 

・マレーがレンドルとの関係に終止符
・マレーの元コーチ 復帰「まだ早い」
・フィッシュ テニス人生終幕
(2015年11月11日12時05分)

その他のニュース

2月24日

錦織圭ら 日本勢最新世界ランク (11時15分)

柴原瑛菜 1日2試合戦い予選突破 (10時03分)

内島萌夏が大坂なおみ抜き日本勢トップ (9時06分)

大会史上初の連覇達成、ツアー7度目V (8時06分)

2月23日

驚異 22戦全勝・42セット連取・V4 (16時07分)

悲願の地元ペアV!ファン大熱狂 (15時04分)

日比野菜緒 世界190位にストレート負け (14時04分)

躍進の世界60位 今季2度目の決勝へ (12時06分)

内山靖崇と綿貫陽介、予選敗退続く (11時05分)

世界31位 逆転勝ちで2連覇王手 (10時04分)

熱戦制しツアー17度目V「最高」 (8時43分)

史上最年少でWTA1000制覇 (7時30分)

2月22日

元サッカー代表、テニスでも代表選出 (15時17分)

快勝で4強、連覇まであと2勝 (13時52分)

逆転勝ちで決勝進出「調子良い」 (11時58分)

世界86位がズべレフ撃破の金星 (10時58分)

ズベレフ 世界86位にまさかの逆転負け (9時56分)

激闘制しツアー17度目V王手 (9時09分)

17歳 史上最年少でWTA1000決勝進出 (7時47分)

2月21日

史上2度目「予選敗者」同士の準々決勝 (18時56分)

メドベージェフ 食中毒で途中棄権 (17時20分)

世界7位ルバキナ 5年ぶりの4強入り (16時00分)

全豪での怪我乗り越え 初の4強 (15時22分)

8度目のマッチポイント取り切り4強 (13時26分)

レーバー杯 今年の顔ぶれが徐々に決定 (11時37分)

ナダル 引退の盟友へ「素晴らしいキャリア」 (10時13分)

敗退「どうすればよかったのか分からない」 (8時14分)

アルカラス下し4強「最高の気分」 (7時27分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!