男子テニスの9日付ATP世界ランキングが発表され、先週のBNPパリバ・マスターズ3回戦でビッグサーバーの
J・イズナー(アメリカ)に敗れてベスト8進出を前に姿を消した
R・フェデラー(スイス)が準優勝した
A・マレー(英国)に抜かされて3位に後退した。
先日のスイス・インドアで2連覇達成と同時に、大会7度目の優勝を飾ったフェデラー。2大会連続優勝を狙って挑んだBNPパリバ・マスターズでは、初戦となった2回戦で
A・セッピ(イタリア)をわずか47分で一蹴していたが、イズナーとの3回戦では1度もブレークされずにフルセットで敗れて大会を去っていた。
今後は15日から開幕のATPワールドツアー・ファイナルに出場する予定。過去の最終戦では6度の優勝を誇り、今回は2011年以来7度目のタイトル獲得を狙う。
昨年は予選ラウンドロビンを全勝で1位通過し、
S・ワウリンカ(スイス)との準決勝では4度のマッチポイントをしのいで、絶対絶命の状態から勝利をものにして決勝進出を決めた。
しかし、
N・ジョコビッチ(セルビア)との決勝では、背中の怪我のため試合が始まる前に棄権を申し入れ準優勝に終わっていた。
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