全国で年間250大会開催されているジュニアテニスツアーの全国大会「TOMAS CUP」を主催する株式会社スポーツサンライズ ドットコム(以下スポーツサンライズ)が、日本のエース
錦織圭(日本)も所属する世界屈指の名門IMGアカデミーへの遠征サポートを「TOMAS CUP」のMVP選手以外の選手にするべく10月5日からクラウドファンディングを開始した。
IMGアカデミーとは、元世界王者の
A・アガシ(アメリカ)に
Bo・ベッカー(ドイツ)、
M・シャラポワ(ロシア)、
S・ウィリアムズ(アメリカ)、
V・ウィリアムズ(アメリカ)、
M・ヒンギス(スイス)など数々の有名選手を輩出した名門テニスアカデミーである。
錦織の活躍により日本のテニス界が盛り上がる中、ジュニア選手も徐々に増え始めている。しかし、吸収力の高いジュニア時代から世界に目を向ける選手は未だ少なく、国内でも整った環境で指導を受けられる選手は限られているのが現状。
そこでスポーツサンライズは、将来活躍する可能性を秘めた選手たちが一歩を踏み出すきっかけを与えるべく派遣プロジェクトを企画。「TOMAS CUP」では2016年度開催の第9回大会からMVP選手をIMGアカデミーに派遣することを発表。その後、より多くの選手が「世界に目を向ける」きっかけとなるようMVP選手以外の選手を派遣するためにクラウドファンディングを開始した。
現在世界ランク7位の錦織は、ツアー大会の最終戦であるATPワールドツアー・ファイナル2年連続の出場を決めており、今後の活躍にも期待がかかる。日本から「第2の錦織圭」が誕生することを願い、ジュニアテニス界にも目を向けていきたい。
※クラウドファンディングとは、インターネット経由で不特定多数の人から資金を集めること。
【詳細・募集ページはこちら】【2015年3月のTOMAS CUP 大会の様子はこちら】【TOMAS CUP公式フェイスブック】
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