現在行われている男子テニスツアーのBNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ)の3回戦で、腰や左脇腹を痛め途中棄権となり大会を後にした
錦織圭(日本)は、最終戦であるバークレイズATPワールドツアー・ファイナルズが開催されるイギリスのロンドンに予定より1週間早く訪れるつもりでいることを公にした。
>>パリ・マスターズ対戦表<<錦織のエージェントであるO・R・ヴァン=リンドンクは7日に、今季最後の大会となる最終戦へ向けて、錦織が来週にも練習を再開すると語った。最終戦は11月15日からロンドンにあるO2アリーナで今季獲得ポイント上位8選手によって争われる。
ヴァン=リンドンクは加えて、錦織はプレー中に腰を捻ってしまいその試合を棄権。その後パリで検査を受けていたが、その結果は良好なものでロンドンは大丈夫だという判断に至ったとのことだった。
現在世界ランク7位の錦織は、BNPパリバ・マスターズ3回戦で
R・ガスケ(フランス)と対戦していたが、6-7 (3-7), 1-4とリードされた時点で棄権を申し入れていた。
8日、錦織は自身のオフィシャルアプリ「KEI NISHIKORI」で「近況報告です。この2日間パリでドクターに診てもらいました。そして全ての検査の結果は良好なものでした。ロンドンでは100パーセントの状態になるでしょう。皆さん、ロンドンで会いましょう。」と2年連続出場の最終戦に対して気持ちを綴っていた。
今季の最終戦は錦織に加えて、
N・ジョコビッチ(セルビア)、
A・マレー(英国)、
R・フェデラー(スイス)、
S・ワウリンカ(スイス)、
R・ナダル(スペイン)、
T・ベルディヒ(チェコ共和国)、そして
D・フェレール(スペイン)が出場する豪華な顔ぶれとなっている。
(STATS - AP)
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