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男子テニスツアーのスイス・インドア（スイス/バーゼル、ハード）は３１日、シングルス準決勝が行われ、第１シードのＲ・フェデラー（スイス）と第３シードのＲ・ナダル（スペイン）が決勝戦へ駒を進めた。両者の通算３４度目の激突が決勝で実現する。

＞＞スイス・インドア対戦表＜＜

大会６度の優勝を誇るフェデラーはこの日、ノーシードのＪ・ソック（アメリカ）を6-3, 6-4と、わずか１時間３分で一蹴して決勝進出を果たした。

フェデラーは１回戦でＭ・ククシュキン（カザフスタン）をストレートで下すも、その後はＰ・コールシュライバー（ドイツ）、第８シードのＤ・ゴファン（ベルギー）にはフルセット戦を強いられた。しかし、この日は勢いに乗っているソックにストレートで勝利し、大会２連覇へ王手をかけた。

一方、ナダルは第５シードのＲ・ガスケ（フランス）と対戦。6-4, 7-6 (9-7)のストレートで退け、大会初の決勝進出を決めた。

また、ナダルがガスケに勝利したことにより、ガスケの最終戦出場の望みが絶たれると同時に、最終戦への出場権を争っていた錦織圭（日本）とＤ・フェレール（スペイン）がその切符を手にした。

ガスケは最終戦へ出場するためには、今大会と来月のパリ・マスターズの２大会連続での優勝が必須だった。

決勝で激突するフェデラーとナダルは過去に３３度対戦しており、２３勝１０敗でナダルが大きくリードしている。最後に対戦したのは昨年の全豪オープン準決勝で、その時はナダルがストレートで勝利。

また、フェデラーが最後にナダルに勝利したのは２０１２年のインディアンウェルズで、それ以降はナダルが５連勝している。

フェデラーとナダルの注目の一戦は、日本時間２２時半以降（現地１４時３０分以降）に開始する予定で、センターコートの第２試合に組まれている。

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