今季の大会獲得ポイント上位8名のみが出場する男子テニスツアーのATPワールドツアー・ファイナル(イギリス/ロンドン、ハード)の「RACE TO LONDON」(最終戦出場ランキング)で7位の
錦織圭(日本)は、現在行われているスイス・インドアで第5シードの
R・ガスケ(フランス)が敗れたことにより、2年連続となるツアーファイナルの出場権を手にした。
今季はメンフィス、バルセロナ、ワシントンDCで3勝をあげている錦織だが、今年8月のモントリオール・マスターズ準々決勝で、
R・ナダル(スペイン)から初勝利をあげてベスト4進出を決めてからは、勢いに欠けてしまっていた。
最終戦ランクも7位にまで後退し、さらに肩の負傷で当初出場予定だったスイス・インドアを欠場と不安要素を抱えていた。
今後錦織は来月行われるパリ・マスターズに出場を予定しており、その後昨年ベスト4進出を果たしたツアーファイナルに乗り込む。
また、最終戦ランクで錦織と同じ7位に位置していた
D・フェレール(スペイン)も出場が決まり、出場選手は
N・ジョコビッチ(セルビア)、
A・マレー(英国)、
R・フェデラー(スイス)、
S・ワウリンカ(スイス)、
T・ベルディヒ(チェコ共和国)、ナダル、フェレール、錦織の8選手となった。
一方、ガスケはスイス・インドア、さらにパリ・マスターズの2大会連続で優勝した場合、最終戦出場の可能性はあったが、準決勝でナダルに敗れた。
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