男子テニスツアーのスイス・インドア(スイス/バーゼル、ハード)は29日、シングルス2回戦が行われ、最終戦出場を狙う第5シードの
R・ガスケ(フランス)が
D・ティエム(オーストリア)を7-6 (7-1), 6-4のストレートで下し、ベスト8進出を決めた。
>>スイス・インドア対戦表<<両者は今回が初めての対戦となった。
この試合、第1セットのタイブレークを制したガスケは、第2セットでティエムに2度のブレークチャンスを与えてしまうもそれをしのぎ、自身は1度ブレークに成功して1時間47分で勝利を決めた。
今季の大会獲得ポイント上位8名のみが出場する男子テニスツアーのATPワールドツアー・ファイナルの出場権をかけた「RACE TO LONDON」(最終戦出場ランキング)で現在10位のガスケ。既に6選手の出場が確定しているが、残り2枠を
D・フェレール(スペイン)、
錦織圭(日本)と争っている。
ガスケは今大会と来月のパリ・マスターズの2大会連続で優勝しなければ、最終戦出場の可能性は断たれてしまうという苦しい状況の中で、今回はベスト8進出を決めて最終戦出場の望みを残した。
準々決勝ではビッグサーバーの
I・カルロビッチ(クロアチア)と対戦する。
カルロビッチは1回戦で、第2シードの
S・ワウリンカ(スイス)を破っての勝ち上がりとなっている。
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