男子テニスツアーのスイス・インドア(スイス/バーゼル、ハード)は29日、シングルス2回戦が行われ、同大会6度の優勝を誇る第1シードの
R・フェデラー(スイス)は
P・コールシュライバー(ドイツ)に6-4, 4-6, 6-4と、やや苦戦するもフルセット戦を制してベスト8進出を決めた。
>>スイス・インドア対戦表<<両者は今回が11度目の対戦で、今年のゲリー・ウェバー・オープンでは7-6 (10-8), 3-6, 7-6 (7-5)の大接戦を強いられていた。今回の勝利により、フェデラーはコールシュライバーとの対戦成績を11勝0敗とした。
この試合、第1セットで1度ブレークに成功して先取したフェデラーは、第2セットでコールシュライバーに6度のサービスエースを決められ、1度ブレークされてしまい、セットカウント1-1に。
勝敗のかかる第3セットでは、序盤サービスサービスキープが続くも、フェデラーは8本のサービスエース、ファーストサービスが入った21本中18本をポイントに繋げた。さらに1度ブレークに成功し、1時間38分で勝利を手にした。
フェデラーは過去同大会で11度決勝進出、そのうち6度タイトルを獲得と相性の良い大会。今回は1回戦で
M・ククシュキン(カザフスタン)をわずか54分で下しての勝ち上がりとなった。
準々決勝では第8シードの
D・ゴファン(ベルギー)と対戦する。
フェデラーとゴファンは昨年同大会の決勝でも対戦しており、準々決勝で昨年決勝の再現となった。
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