ITFジュニアサーキット グレードAの大会である大阪市長杯 2015 世界スーパージュニアテニス選手権大会は18日、靭テニスセンター(大阪府大阪市/ハード)で行われた女子シングルス決勝で、予選勝ち上がりの
内藤祐希(日本)との日本人対決を6-1, 7-5のストレートで下して見事勝利した
本玉真唯(日本)が、優勝の喜びを語った。
表彰式で本玉は「まさか自分がこの大会でここまで勝ち上がって優勝出来るとは思っていなかったので、今とても嬉しい気持ちでいっぱいです。来年もまたこの舞台に戻ってこれるように頑張ります。ありがとうございました。」と、喜びを語った。
しかし、試合後のインタビューでは「素直に嬉しかったです。でも、やっぱり最後の試合で自分のプレーがあまりしっかり出来なかったので、次のタイ(大会)でしっかり出し切れるように頑張りたいです。」と話していた。
決勝戦、第1セットを先取した本玉。第2セットでもゲームカウント3-1とリードしていたが、第5ゲームから徐々に調子を上げてきた内藤に4ゲーム連取を許す展開に。
「朝練の時は全然緊張していなかったんですよ。でも、やっぱり試合に入ってやってみると全然体が動かなくて、結構緊張してたみたいです。」
「最初の入りは良かったと思うんですけど、相手が緊張のせいかあまり良くなくて。相手が早い段階でミスっていたので、自分のペースが掴めなかった。相手が乗ってきた時も自分のペースが掴めてなかったので、ダメな展開だったかなと思います。」と、試合を振り返っていた。
その後、しっかり集中し直した本玉はゲームカウント3-5と追い込まれた場面から4ゲーム連取に成功し、怒涛の追い上げを見せて勝利を手にした。
「こういう緊張した場面で自分のプレーが出来なかった。すごい大舞台でこんな観客がいて応援してもらうのは今回が初めてだったので、こういう時でも自分のプレーが出せるように精神的にももっと強くならないといけないなと思いました。」と、今後の課題を述べていた。
準優勝の内藤祐希
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