ITFジュニアサーキット グレードAの大会である大阪市長杯 2015 世界スーパージュニアテニス選手権大会は18日、靭テニスセンター(大阪府大阪市/ハード)で女子シングルス決勝が行われ、
本玉真唯(日本)が予選勝ち上がりの
内藤祐希(日本)との日本人対決を6-1, 7-5のストレートで下し、日本人としては2007年の
奈良くるみ(日本)以来8年ぶりの優勝を飾った。
世界スーパージュニアテニス選手権大会の女子シングルス歴代優勝者には、
C・ウォズニアキ(デンマーク)や
V・アザレンカ(ベラルーシ)らが優勝を飾っており、この大会に出場した選手からは世界トップクラスの選手が誕生している。2007年には奈良くるみも優勝トロフィーを手にしており、男子では日本のエース
錦織圭(日本)が2005年にベスト4入りを果たしている。
この試合、第1セットを先取した本玉は続く第2セットでも第1ゲームでブレークに成功。その後、調子を上げてきた内藤に押されながらも集中しなおし、ゲームカウント5-5から2ゲーム連取に成功して勝利を手にした。
現在16歳の本玉は、8月に行われたダンロップ全日本ジュニアテニス選手権で16歳以下女子シングルスに出場。決勝で第1シードの坂田季美佳(関東/山梨学院大学附高)をストレートで下し、見事優勝を飾った。
また、国別対抗戦ジュニアフェドカップ(スペイン/マドリッド)16歳以下のメンバーに選出された本玉は、シングルスに登場し日本の勝利に貢献した。
一方、敗れた14歳の内藤は、今大会の予選から出場。ここまで全てストレートで勝ち進んできており、1セットも落としていなかった。
試合後、握手を交わす本玉真唯と内藤祐希
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