男子テニスツアーの上海マスターズ(中国/上海、ハード)は15日、シングルス3回戦が行われ、第6シードの
錦織圭(日本)は第12シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)に6-7 (10-12), 6-7 (3-7)のストレートで敗れ、4年ぶり2度目のベスト8進出とはならなかった。
>>上海マスターズ対戦表<<この試合、第1セットは両者ブレークを許さずタイブレークへ突入。タイブレークで錦織はセットポイントを握るも、そのチャンスを活かすことが出来ず第1セットを落としてしまう。
第2セットでは第9ゲームで最後痛恨のダブルフォルトを犯してしまい、この試合初のブレークを許す。続く第10ゲーム、錦織はアンダーソンのサービング・フォー・ザ・マッチで土壇場のブレークバックに成功し、ゲームカウント5-5と追いつく。
その後は第1セットに続きタイブレークへ入るも、序盤でミスを連発してしまったことが影響し、2時間8分で敗れた。
通算3度目の対戦でアンダーソンは錦織から初勝利をあげた。今年は全米オープン前哨戦のウィンストン・セーラム・オープンで約3年半ぶりにツアー優勝。その後の全米オープン4回戦で
A・マレー(英国)を破りグランドスラム初の8強入り。今月12日に発表された世界ランキングでは自己最高位の10位へ浮上し、念願のトップ10入りを果たすなどベストシーズンを送っている。
準々決勝では、第16シードの
JW・ツォンガ(フランス)と対戦する。ツォンガは3回戦で
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)をフルセットで下しての勝ち上がり。
その他のシード勢では第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)、第3シードのマレー、第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)、第5シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)、第8シードの
R・ナダル(スペイン)も準々決勝へ駒を進めた。
第11シードの
R・ガスケ(フランス)はノーシードの
B・トミック(オーストラリア)にフルセットで敗れ、3回戦敗退となった。
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