テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は9日、男子シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
R・フェデラー(スイス)と第5シードの
S・ワウリンカ(スイス)がベスト4へ進出し、スイス勢対決の準決勝が実現する。
>>全米オープン対戦表<<準々決勝でフェデラーは第12シードの
R・ガスケ(フランス)、ワウリンカは第15シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)をそれぞれストレートで破り4強入りを決めた。
フェデラーとワウリンカは今回が通算20度目の顔合わせで、過去フェデラーが16勝3敗と勝ち越している。今年だけで2度対戦しており、ローマ・マスターズ準決勝ではフェデラー、全仏オープン準々決勝ではワウリンカが勝利した。
一方、反対側のトップハーフ(対戦表の上半分)では第1シードで世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)と第9シードで昨年覇者の
M・チリッチ(クロアチア)が準決勝で対戦する。
両者は今回が通算13度目の対戦で、過去はジョコビッチが13連勝と負けなし。今年はモンテカルロ・マスターズ準々決勝とウィンブルドン準々決勝で対戦しており、ともにジョコビッチがストレートで勝利した。
男子シングルス準決勝2試合は、大会12日目に行われる予定。
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