テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は8日、男子シングルス準々決勝が行われ、第1シードで世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)が第18シードの
F・ロペス(スペイン)を6-1, 3-6, 6-3, 7-6 (7-2)で下し、苦しくも9年連続ベスト4進出を決めた。試合後のインタビューで、ジョコビッチは今回の試合を振り返った。
>>全米オープン対戦表<<この試合、第1セットを先取したジョコビッチは、続く第2セットでロペスの強烈なサービスやボレーに圧倒されて自身のプレーが出来ていなかった。
WOWOWの中継で、試合後にジョコビッチは「サーブアンドボレー、ビッグサーブもある素晴らしいプレーをしていた。」と、ロペスを称賛。
「第1セットをとることが出来たんだけども、セカンドセットでは自分のプレーがあまり良くなかった。そして第4セット、彼(ロペス)のサービスゲームではあまりチャンスがなかった。」と、振り返っていた。
ジョコビッチからセットカウント2-1で迎えた第4セットでは、両者一歩も譲らずサービスキープのままタイブレークに突入。しかし、少ないチャンスをものにして王者の力を見せたジョコビッチがカウント7-2で取り、勝利を手にした。
「この試合の中で、あまりチャンスがなかったんだけど、とにかく良く耐えてチャンスを待つという展開だった。」と、ジョコビッチ。
最後には「とにかく勝てて良かったです。」と、心境を話していた。
準決勝では、第9シードで昨年覇者の
M・チリッチ(クロアチア)と対戦する。ジョコビッチは過去の対チリッチ戦で13戦全勝しており、一度も敗れたことはない。
2011年の全米オープンで優勝を飾っているジョコビッチは、今回4年ぶり2度目のタイトル獲得を狙う。
(引用元WOWOW)
■関連ニュース■
・王者ジョコビッチ またも苦戦・4回戦ジョコ 世界23位に苦戦・昨年Vチリッチ ツォンガ撃破