テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は5日、男子シングルス3回戦が行われ、第5シードの
S・ワウリンカ(スイス)が
R・ベーメルマンス(ベルギー)を6-3, 7-6 (7-5), 6-4のストレートで下し、4年連続の4回戦進出を決めた。その試合中にワウリンカは、自身が折ったラケットを観客に投げて渡す場面があった。
>>全米オープン対戦表<<この試合、ワウリンカは8度のダブルフォルトと32本の凡ミスを犯した。しかし、ファーストサービスが入った時に80パーセントと高い確率でポイントを獲得。さらに6度のブレークに成功して1時間57分で勝利を手にした。
4回戦では
D・ヤング(アメリカ)と対戦する。
今大会でワウリンカは、1回戦で
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)、2回戦で
H・チャン(韓国)をそれぞれストレートで下すも苦戦を強いられている。
過去の同大会では2013年にベスト4進出を果たしており、昨年は準々決勝で
錦織圭(日本)に敗れて4強入りを逃していた。
ワウリンカはモントリオール・マスターズで、
T・コキナキス(オーストラリア)がワウリンカのガールフレンドと言われている女子選手と関係を持ったと
N・キリオス(オーストラリア)から侮辱的な発言を受け激怒。その後キリオスには罰金などが科せられ、テニス界を騒がせていた。
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