テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は7日、男子シングルス4回戦が行われ、第5シードの
S・ワウリンカ(スイス)が快進撃を続けていた
D・ヤング(アメリカ)を6-4, 1-6, 6-3, 6-4で下し、3年連続のベスト8進出を決めた。
>>全米オープン対戦表<<この試合、ワウリンカは苛立ちが募りラケットを折ってしまう場面があるも、ファーストサービスが入った時には81パーセントの高い確率でポイントを獲得、ウィナーの数は52本を記録。そして、ヤングのサービスゲームでは4度のブレークチャンスを全て活かし、2時間9分で勝利した。
準々決勝では第3シードの
A・マレー(英国)と第15シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)の勝者と対戦する。
2013年の全米オープンでグランドスラム初のベスト4進出を果たしたワウリンカ。2014年の全豪オープンでは四大大会初優勝、今年は全仏オープン決勝で世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)を破りグランドスラム2度目のタイトル獲得を飾っている。
昨年の全米オープンは準々決勝で
錦織圭(日本)にフルセットの末に敗れた。
一方、グランドスラム初の8強入りを逃した26歳のヤングは、1回戦で第11シードの
G・シモン(フランス)、3回戦で第22シードの
V・トロイキ(セルビア)にそれぞれ2セットダウンからの大逆転勝利で2011年以来4年ぶりにベスト16へ進出していた。
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