テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)で四大大会初優勝を狙うも、まさかの初戦敗退を喫した
錦織圭(日本)は7日、自身の公式ブログで現在の心境を綴った。
>>全米オープン対戦表<<錦織は昨年の全米オープンで世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)らを破り、日本人初となるグランドスラム準優勝の快挙を成し遂げた。今年は日本人男女を通じて初の第4シードで出場。
しかし、初戦敗退した錦織は「悔しいですが受け止めるしかありません。なんでもうちょっと思い切ってプレーできなかったのか。これが一番悔やみます。」と落胆。
ペールとの1回戦、錦織は第4セットのタイブレークで2本のマッチポイントを握るも、そこからミスを重ねてしまい、ファイナルセットへ。その後はペールに試合の流れが傾き、4-6, 6-3, 6-4, 6-7 (6-8), 4-6のフルセットで敗れた。試合時間は3時間14分だった。
「相手のテニスがかなり攻撃的で思っていたよりも良かったのは事実です。それに少し動揺した部分もあり自分から相手を揺さぶってウイナーを取るという選択ができませんでした。」とペール戦を振り返った。
「今回ニューヨークから帰ってきて久しぶりにモチベーションがもの凄く下がってしまいました。」と綴り、初戦敗退の事実に対して引きずっている様子で「脳がアクティブになってくれません。もう少し時間が必要なのかもですね。」
しかし「どうなるかは時間が経ってみないと分かりません。幸い次の大会まで時間はあるので焦らず気持ちのほうも少しずつやる気を出していきます!!」と前向きな姿勢が見受けられる。
錦織が次回出場するのは9月18日から3日間行われる国別対抗戦のデビスカップ ワールドグループ入れ替え戦(プレーオフ)。日本はワールドグループ残留をかけてコロンビアとアウェーで対戦する。
「デ杯ではいつも自分を変える転機にもなってますし、楽しんでプレーできるかなと思います。そのあとは楽天オープンと上海マスターズがあるのでその為にもこの1週間もう一回トレーニング頑張ります。」と、今後への意気込みを綴った。
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