テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は1日、男子シングルス1回戦が行われ、第3シードで2012年の全米チャンピオンである
A・マレー(英国)が
N・キリオス(オーストラリア)を7-5, 6-3, 4-6, 6-1で下し、11年連続の初戦突破を決めた。
>>全米オープン対戦表<<この試合、18本のサービスエースと46本のウィナーを決めたマレーは、15度のブレークチャンスから7度のブレークに成功し、1時間43分で勝利した。
2回戦では
A・マンナリノ(フランス)と対戦する。
マレーは過去の全米オープンで2008年に準優勝、2012年にはグランドスラム初優勝を飾った。今回は2年ぶり2度目の全米制覇を狙う。
今大会前哨戦のモントリオール・マスターズでは
錦織圭(日本)、
N・ジョコビッチ(セルビア)らを破り今季4勝目を飾ると同時に、キャリア通算35度目のタイトルを獲得。翌週のシンシナティ・マスターズは準決勝で
R・フェデラー(スイス)に完敗した。
一方、敗れたキリオスはモントリオール・マスターズで
S・ワウリンカ(スイス)と対戦した際、
T・コキナキス(オーストラリア)がワウリンカのガールフレンドと言われている女子選手と関係を持ったという発言をしたため、ATP大会への出場禁止と罰金が科せらた。今大会はATPが管轄する大会ではないため出場した。
またウィンブルドンではペットボトルを地面に投げつけ、ボールボーイに渡していたタオルを受け取らずにコートを去るなどしていた。
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