テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は大会初日の31日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク18位で第19シードの
JW・ツォンガ(フランス)が
J・ニエミネン(フィンランド)に6-3, 6-1, 6-1のストレートで勝利し、初戦を危なげなく突破した。
>>全米オープン対戦表<<両者は今回が8度目の対戦で、ツォンガは今回の勝利により対ニエミネン戦を6勝2敗とした。
この試合、ツォンガはファーストサービスが入った39本中33本をポイントに繋げ、ニエミネンに1度もブレークチャンスを与えない試合を展開。トータルで38本のウィナーを決めたツォンガが終始試合の主導権を握り1時間32分で勝利を手にした。
2回戦では、世界ランク77位の
M・グラノジェルス(スペイン)と対戦する。
現在30歳のツォンガは、2012年2月に記録した世界ランク5位が自己最高位。グランドスラムでは2008年の全豪オープンで準優勝、全米オープンでは2011年のベスト8が最高成績となっている。
今年は全豪オープンを欠場、全仏オープンでは準々決勝で
錦織圭(日本)を下して4強入り、ウィンブルドンでは3回戦で敗れている。今季は未だタイトルに至っていない。
一方、敗れた34歳のニエミネンは今季中に引退することを表明している。現役最後のグランドスラム、また最後の全米オープンであったが1回戦で姿を消すこととなった。
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