男子テニスツアーのW&Sオープン男子(アメリカ/シンシナティ、ハード)は22日、シングルス準決勝が行われ、第2シードの
R・フェデラー(スイス)が第3シードの
A・マレー(英国)を6-4, 7-6 (8-6)のストレートで下して決勝進出を果たすと同時に、大会7度目の優勝と2連覇に王手をかけた。試合時間は1時間37分だった。
今回の対戦でフェデラーは対マレー戦を14勝11敗とした。今年のウィンブルドン準決勝でもフェデラーがストレートで勝利していた。
決勝では第1シードで世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。ジョコビッチは今大会で優勝するとマスターズ9大会制覇の「キャリア・ゴールデンマスターズ」という偉業達成となる。
両者は通算41度の対戦。直近では7月のウィンブルドン決勝で、その時はジョコビッチがセットカウント3-1で勝利して優勝を飾った。
34歳のフェデラーはW&Sオープン男子と相性が良く、2005・2007・2009・2010・2012・2014年に優勝している。
今大会では大会7度目の優勝と2連覇に加え、今季5勝目とキャリア通算87度目のタイトル獲得を狙う。
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