大学テニス日本一の座をかけた平成27年度全日本学生テニス選手権大会(インカレ)は22日、岐阜メモリアルセンター(岐阜県岐阜市/ハードコート)で女子シングルス決勝が行われ、第6シードの
西本恵(日本)(慶應義塾大学)が第3シードの
久次米夏海(日本)(山梨学院大学)を6-3, 6-3のストレートで下し、悲願の優勝を手にした。
この試合の第1セット、西本は粘り強く試合を展開し、流れを掴んで先取。
続く第2セットでは、第8ゲームの西本サービスでピンチを迎えるも、集中して巻き返しキープに成功。その後、西本は一本ずつ確実にポイントを獲得していき、ストレートで勝利を手にした。
優勝が決まった瞬間、西本は両手を高く上げて喜びを表現。両者の握手が交わされた後、涙ぐむ様子も見られた。
昨年同大会のシングルス決勝では、
吉冨愛子(日本)(早稲田大)に敗れて準優勝となっていた西本。今年は昨年の悔しさを力に見事優勝を果たした。
また、ダブルスでは準決勝で予選勝ち上がりの梶谷桜舞/ 上唯希組(早稲田大学)にストレートで敗れてベスト4となった。
試合結果は以下の通り。
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【女子シングルス 決勝】
●久次米夏海(山梨学院大学)(3) 3-6, 3-6 ○西本恵(慶應義塾大学)(6)
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【女子シングルス 準決勝結果】
●吉冨愛子(早稲田大学)(1) 2-6, 4-6 ○久次米夏海(山梨学院大学)(3)
●坂元君佳(慶應義塾大学)(15) 1-6, 5-7 ○西本恵(慶應義塾大学)(6)
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