ダンロップ全日本ジュニアテニス選手権は16日、18歳以下男子シングルス準決勝が行われ、第3シードで昨年優勝の
高橋悠介(日本)(関東/荏原SSC)は第2シードの
綿貫陽介(日本)(関東・グローバルプロテニスアカデミー)に2-6, 0-6の完敗を喫し、2年連続の決勝進出とはならなかった。
準決勝、第1セットを落とした高橋は流れを変えようと第2セットでサーブ&ボレーをするも、綿貫にブレークを許す。その後もミスを重ねてしまい、試合の主導権を握ることが出来なかった。
昨年、高橋はインターハイ個人戦シングルスで優勝。その後のダンロップ全日本ジュニアテニス選手権18歳以下男子シングルスで優勝を飾っており、今大会では2連覇を狙っていた。
今大会の18歳以下男子ダブルスでは
徳田廉大(日本)(関東/荏原SSC)のペアで出場するも、準々決勝で敗退した。
高橋とは対照的に、この日 綿貫は安定したテニスを展開し、ポイントを獲得すると「カモーン!」と大きな声を出して自身を奮い立たせていた。
決勝では第1シードの
山崎純平(日本)(関東/日清紡ホールディングス)と第6シードの
小林雅哉(日本)(関東/グリーンテニスプラザ)の勝者と対戦する。
綿貫は、
綿貫敬介(日本)、
綿貫裕介(日本)の3兄弟の末っ子として知られている。
ITFジュニアランキングで現在 高橋は38位、綿貫は40位。このランキングで日本最高位は
サンティラン晶(日本)の8位となっている。
ダンロップ全日本ジュニアテニス選手権18歳以下男子シングルスの歴代優勝者は、現在 世界で活躍しており2006年は
杉田祐一(日本)、2008年は
守屋宏紀(日本)が優勝を飾った。
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